印章・印鑑の渡辺大雅堂 印章・印鑑の素材について
こちらのページでは印章・印鑑の素材について記載させて頂いております
各素材について長所・短所も記載しておりますので印章・印鑑作りの際の参考にして下さい
硬度が高く精密な彫刻がしやすい為、日本では古くから櫛や将棋の駒などの細工品に
使われてきました。
加工性に優れ適度に硬く粘りがあり、天然木材の中で最も印鑑に適した素材です。
当店では、柘の最高級品、鹿児島県産(サツマ本柘)の本柘を使用しています。
原産国は主に東南アジア(タイ、インド、ベトナム、ミャンマーなど)の水牛の角から製造された印材です。
繊維質のため磨耗が少なく掛けにくく、朱肉のなじみも良いです。
硬質な天然素材であり、素材、価格も安定しているので、黒水牛はもっとも一般的な
商品として考えられてます。
芯の部分は他の部分より柔らかいので年月が経って乾燥すると収縮して経込んでしまう傾向があります。
また、長期の乾燥でヒビが入りやすい傾向がありますので、保護油などを塗りお渡ししております。
当店は、黒水牛素材を加熱圧縮することにより収縮率が少なくなり、ひび割れなどの原因となる
歪みを抑えたテクノ加工の黒水牛を使用しています。
かつては、「オランダ水牛」と呼ばれていた印材です。
しかしオランダが原産国でもなく水牛でもないた為、近年「牛角(うしのつの)」に名称が統一されました。
原産国は、オーストリアやウガンダ、ケニア、ナイジェリア、カメルーン、エチオピアなどで、
陸牛の角から採られる印材です。
牛角(黒)は、まだらな黒や茶が入ったもので、この牛角(白)は、特にまだらのない無地のもので、
非常に少ない為、印材としても高価なものになります。
黒水牛と同様に繊維質のため磨耗が少なく欠けにくいです。
朱肉とのなじみも良いです。
芯は黒水牛よりへこみやすい傾向にあります。
その点を留意し加工面で出来るだけ抑えています。
飴色のような透明感は高級天然素材そのもので女性に人気もあります。
朱肉の付きが良く、離れがいいことから古来、「印材の王様」として親しまれてきた素材で、
ひび割れや虫食いに強く精密な彫刻に向いています。
色合いは、白に近く、原産国は主にジンバブエ、ボツワナ、ナミビアなどのものです。
これらが現在流通している主な素材です。
当店では、目が細やかな上質な印材を厳選して使用しています。
象牙(上材)は特上材比べ少し柔らかく、光沢も若干劣ります。
一般に流通していない印材として象牙(特上材)がありますので其れについてもふれておきます。
象牙(特上材)
色はピンクがかった色合いや透明感のある光沢があり、固く傷がつきにくく印材として最高級品です。
原産国としては主にコンゴ、ザイール、ガボンなどの中央アフリカで、現在は品薄状態です。
なお、象牙材は、現在、「ワシントン条約」で規制もされており、日本でも「種の保存法」において
象牙取り引きが禁止されています。
当店は通商産業省登録象牙製品取扱店として、取り扱いの象牙印材はすべて経済産業省に
認められた正規輸入の象牙材を使用していますので御安心してお求め下さい。
石材
個性的な素材として石材を使った印章をご注文いただく場合もございます
別途お問合せいただければ対応いたしますのでお気軽にお問合せ下さい
当店で製作したサンプル画像をご覧頂きます
人生に重要な印章を私、渡辺 亨が丹精込めて、彫っております。また、現在、金融関係をはじめ多くの会社関係の印章、ゴム印、付属品関係類なども承っております。誠心誠意のサービスと責任を持った商品をお作りして、信頼を得ています。平日の午後は、名古屋市栄周辺を企業向けに営業、納品活動もしています。皆様、お気軽に御相談下さい。宜しくお願いします。